今、学校の先生にお願いしたいこと
2005.2.6
昨年秋、3年の息子が通っている都立高校、今年の始めには地元の都立高校の子どもたちに向けて八王子の仲間とビラを撒きました。
先生方が、直接子どもたちに実態を伝えることが難しくなってきている為、私たち保護者がなんとか伝えようと、
今まで何回かビラを手渡してきました。
息子の学校の生徒たちは自分たちで真剣に考えているようなので、この春の卒業式が楽しみです。
今保護者たちが一番心配なのは、子どもたちに有無を言わさぬ強制的指導が常態化することです。
それをくい止めようと、教師の方々と手を取り合って都教委の暴走に歯止めをかける様々な活動をしています。
ある先生は、『 戒告処分をうけると、生涯賃金がかなり減るんですよ。』 と訴えます。
また、『 下手なことを言うと人事に響くから何も言えないし、不起立もできない。』と嘆かれます。
『 異動したくないのに、管理職の意に添わないと遠方の学校に飛ばされちゃうから、座れないよね。』
様々な思いがあって、沈黙してしまう。生活もかかっている、その辺のことは私も労働者の連れ合いがいますから充分わかりますが、
『 だから、保護者・市民の方々、頑張って支援してください。』 と頼まれると、ちょっと待って、と言いたくなります。
先の戦争で教育者が負わされた大罪のひとつは、子どもたちを戦地へ行かせたことです。
天皇陛下のために死ぬことが国民の義務と刷り込まれていた教師たちの多くは、
疑いもなく生徒たちに命を捨てる覚悟を植え付けました。
戦後、その先生方を襲った悔恨は、いまだに癒えていないでしょう。
このままいけば徴兵制が布かれ、戦争に巻き込まれていくであろうことが誰の目にも明らかな現在、
教育に携わる人間が子どもたちを守るために何が出来るのか、そこに踏ん張りの拠点を置いていただきたいと願います。
教師としての責務という言葉に抵抗があるならば、教師としての誇りと言ってもいいでしょう。
自分自身の生き様が問われている、子どもたちはしっかり先生たちの態度を見て、学んでいくのです。
職場での闘いがなければ、ドンドン事態が悪くなるのは目に見えています。
教職員組合が、何のための組合なのかと言われるほど検討はずれの方向を向いている状態ですが、
諦める前にまだまだ出来ることがあるのではないでしょうか。
現場が踏ん張らなくて、どうして周りが支援できるでしょう。
真の教育者としての姿を子どもたちに見せてあげてください。
子どもたちに嘘はつきたくない、おかしいことはおかしいと言おう、
と背水の陣で奮闘しておられる被処分者の方々が、
現場で孤立することがないようにお願いします。